この記事は、私の友人Aさんのリアルな体験談をもとにまとめています。
本人の了承を得て、結婚から家庭生活・子育てまで、実話ベースでご紹介します。
結婚や家族のことで悩む方、実際の公務員家庭の暮らしぶりに関心のある方に、参考や共感が届けば嬉しいです。
今回は、私の友人であるA子さん(市役所秘書課勤務)の実体験をもとに、公務員同士の結婚について詳しくお話しします。
A子さんは30歳の時に県庁職員のB男さん(当時28歳)と出会い、2年の交際を経て結婚。
現在は幸せな家庭を築いています。
同じ公務員として働く者同士だからこその強みや、実際の婚活プロセスについて、赤裸々に語ってもらいました。
運命を変えた後輩の一言「A子さんに合いそうな人がいるんですよ」
失恋からの立ち直り期間
30歳を迎えたA子さんは、当時ちょうど恋愛の節目を迎えていました。
28歳の時、遠距離恋愛していた彼氏からプロポーズされたのですが、家族の問題があり、結果お別れすることに。
その後もなかなか良い出会いがなく、飲み会や合コンには参加していたのですが、ピンとくる出会いがなかったんです。
「1年間お付き合いしていた彼氏と別れたばかりで、正直まだ立ち直れていない状態。
仕事は充実していたけれど、プライベートでは少し寂しさを感じていた時期だったなぁ」と話してくれました。
市役所の秘書課で責任のある仕事を任されていたA子さん。
仕事への充実感はあったものの、やはり30歳という年齢を意識せずにはいられなかったそうです。
後輩からの提案
そんなある日、職場の後輩から思いがけない提案がありました。
「A子さん、実は県庁に私の友人がいて、A子さんにすごく合いそうな人なんです。もしよろしければ、今度みんなでお食事でもいかがですか?」
最初はあまり気が進まなかったというA子さん。
でも後輩の熱心な勧めと、「まずは友達として会ってみるだけでも」という軽い気持ちで、合コンに参加することにしたそうです。
A子さんは前向きで努力家。
仕事もできる上、自立心もある頼もしい友人です。
失恋直後の合コン参加はかなり悩んだと思います。
A子さんの場合は後輩の純粋な想いが背中を押したんですね。
信頼できる人からの紹介というのは、やはり安心感が違います。
正直「ピンとこなかった」初対面~予想外の展開
合コン当日の本音
2年前のその日、A子さんは後に人生のパートナーとなる人と出会います。
しかし、その時の心境は意外なものでした。
「正直に言うと、B男さんには全くピンときませんでした。外見も好みのタイプじゃなかったし、『無難にその場を盛り上げて、楽しんで帰ろう』という感じだったの」
当時を振り返るA子さんの表情は、少し苦笑い混じりです。
年下男性からの予想外のアプローチ
ところが、B男さんの行動は予想外でした。
「年下なのに、すごく積極的にアプローチしてくれて。
合コンの最中に『連絡先を交換させてください』と言われて、正直驚きました。
断る理由もなかったので、LINEを交換することに」
A子さんは姉御肌で、場の空気を盛り上げたりする素敵な女性。
LINEのIDを教えたのも、場の雰囲気を壊さないためだったと思います。
これがきっかけで良縁につながりました。
今回改めて「タイミング」と「ご縁」の大切さを感じましたね。
自然体でいることの重要性を教えてもらった気がします。
デートを重ねて見えてきた人柄
その後、B男さんからのお誘いで何度かデートを重ねることになりました。
A子さんは、「最初は『お友達として』という気持ちで会っていました。でも、一緒に食事や外出しているうちに、B男さんの本当に優しい人柄が見えてきたんです。
相手のことを思いやる気持ちや、誠実さが伝わってきて」と話してくれました。
「合うかも」という気持ちの変化
そして徐々に、A子さんの気持ちに変化が現れました。
「3回目のデートぐらいから『この人となら合うかもしれない』と思えるように。
見た目の好みより、一緒にいて安心できるとか、価値観が似ているということの方が、ずっと大切だと気づかされたの」と話してくれました。
同じ趣味ではなかったものの、何度か会っているうちに、話していて楽しいし、安心できる、と話していたA子さん。
恋愛や結婚の分岐点は、直観も大事ですが、「試しに何度か会ってみよう」と思うこともとても重要。
他にも婚活していた友達もたくさんいますが、交際や結婚につながった女性の多くは、「2,3回会ってみよう」と、第一印象だけで決めず、何度か会ってみた方のほうが良縁につながった印象が強いです。
何度か会わないと相手の内面を見る時間も作れません。
ご縁もありますが、相手の人柄を知るまで、何度か会ってみる、ということはとても大事だと感じています。
B男さんの猛アプローチから始まった2年間の交際
毎日届く連絡に戸惑いながらも
合コンの後、A子さんの日常は一変しました。
「正直びっくり!
3歳年下のB男さんから毎日のように連絡が来るの。
帰宅後は必ずラインが来て、そのまま電話することもあったのよ」
失恋直後で恋愛モードではなかったA子さんにとって、この積極的なアプローチは予想外だったそうです。
猛アプローチに押し切られて
「最初は正直、少し重いかなと思ったの。でも嫌な感じじゃなくて。
純粋に私のことを気にかけてくれているのが伝わってきた」とA子さん。
B男さんからのデートのお誘いも頻繁でした。
「週末のたびに『お時間があるときで構いませんので、お食事でもいかがですか?』とお誘があって。
断る理由もないし、少しずつ会うようになりました」と、B男さんからの猛アプローチで交際につながったようです。
交際スタートまでの道のり
正式にお付き合いが始まったのは、出会いから2ヶ月後のことでした。
B男さんから「もしよろしければ、お付き合いしてただけませんか」と、告白されたそうです。
何度かデートを重ねることで、一緒にいて居心地が良い、自然体でいられることに気づき、A子さんの返事はOK.
3歳年下のB男さん。
一途なアプローチがA子さんの心を動かしたようです。
誠実さがしっかり伝わってきて、A子さんも好きになっていたんだそう。
結婚を意識した真剣な交際
交際が始まってからも、B男さんの真剣さは変わりませんでした。
最初から「将来を考えたお付き合い」ということを伝えてくれていたそうです。
B男さんの誠実さや優しさに気づき、A子さんもB男さんと結婚を考えていたんだそう。
結婚への道筋~両親への紹介からプロポーズまで
1年経過時点での両親紹介
交際1年を迎えた頃、B男さんから両親への紹介の提案がありました。
B男さんから、「A子さんのご両親にご挨拶したい。」と言われたそうです。
交際1年後にはA子さんも結婚を意識していて、お互いの家族に紹介し合うことに。
プロポーズのタイミング
交際2年目、A子さんが32歳、B男さんが29歳の時に、ついにプロポーズされました。
プロポーズは2人の行きつけの焼き鳥屋さんからの帰り道。
「僕と結婚してください」と言われたそうです。
サプライズ、というわけではありませんが、自然体なところがA子さんの心に響きました。
等身大、自然体でいられるの関性が一番ですね。
公務員同士の結婚がもたらすメリット
A子さんに公務員同士で結婚することのメリットを聞いてみました。
安定した収入基盤
「やはり経済的な安定感は大きいかな。私もずっと働きたいと思って公務員になったから。
二人とも公務員なので、将来設計が立てやすく、仕事内容もわかるし、経済的にも安心だから」とA子さん。
仕事への相互理解
「残業や休日出勤があっても、お互いの事情を理解し合えるのもポイント。
『お疲れさま』と心から言い合える関係は、本当にありがたいです」と教えてくれました。
福利厚生の充実
公務員は育児休暇や各種手当など、安心して家族計画を立てられる環境が整っているのも魅力です。
まとめ:自然な出会いから生まれた「運命の結婚」
A子さんとB男さんの出会い。
無理に婚活サービスに頼らなくても、身近なところに素敵な出会いがあるということです。
特に公務員の方にとっては、同じ価値観を持つパートナーとの出会いが、長続きする結婚の秘訣と言えそうです。
「自分らしさを大切にしていれば、きっと良い出会いがあると思う」というA子さんの言葉が印象的でした。
A子さんの体験談を聞いて、改めて「タイミング」と「ご縁」の大切さを感じました。
無理をせず、自然体でいることの重要性を教えてもらった気がします。